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【Xperia 1 VI】Android 16アップデート後にモバイル通信が使えなくなる不具合?

【Xperia 1 VI】Android 16アップデート後にモバイル通信が使えなくなる不具合?

Xperia 1 VIに対してAndroid 16アップデートが配信されましたが、更新後に「モバイルデータ通信が一切使えなくなった」「APN設定が触れなくなった」といった声が相次いでいます。通話やインターネット接続に直結するトラブルのため、今からアップデートを検討している方も、すでに更新を済ませた方も、状況を把握しておくことが大切です。この記事では、報告されている症状や考えられる原因、ユーザー側で試せるチェックポイントをまとめました。

Xperia 1 VI向けAndroid 16アップデートの概要

Xperia 1 VIには、ビルド番号「69.2.A.2.41」といったAndroid 16ベースのアップデートが順次配信されています。

セキュリティパッチの更新や機能改善など、基本的には「最新の状態に保つためのアップデート」という位置づけですが、一部ユーザーの間で適用後の通信トラブルが話題になっています。

 

アップデート自体は通常どおり通知から実行でき、再起動後に新しいバージョンが適用される流れです。

しかし、この再起動を境にモバイルデータが使えなくなってしまった、という報告がSNSや掲示板で複数見られます。

アップデート後に報告されているモバイル通信の不具合

もっとも多く挙がっているのが、「モバイルデータ通信がまったくつながらなくなる」という症状です。

アンテナ表示は立っているのにインターネットに接続できず、ブラウザやアプリが通信エラーを出してしまうといった状況が報告されています。

 

APN設定画面を開こうとしても、「このユーザーはアクセスポイント名設定を利用できません」と表示されてしまい、接続先の設定を確認したり変更したりできないケースもあるようです

。SIMカードを入れ直しても改善せず、再起動を繰り返しても状況が変わらない例もあります。

 

中には、特定のキャリア回線だけが影響を受けているように見える報告もあり、同じXperia 1 VIでも「問題なく使えている人」と「まったく通信できなくなった人」が分かれている印象です。

このため、環境や契約回線によって発生状況に差がある可能性があります。

なぜこうしたトラブルが起きている可能性があるのか

詳細な原因は現時点ではっきりしていませんが、Android 16アップデートに伴って、ネットワーク関連の制御やAPNまわりの扱いが変わったことが影響している可能性が考えられます。

OSレベルで通信に関わる仕様が変化すると、これまで問題なく使えていたSIMやAPNプロファイルとの相性が崩れてしまう場合があります。

 

また、SIMフリー端末で複数の回線を切り替えて使っている場合や、サブブランド・格安SIMを利用している場合、公式の想定から外れた使い方になっているケースも少なくありません。

そのような環境では、アップデートの影響が出やすくなることもあります。

 

一方で、「同じXperia 1 VIで同じバージョンにしても問題なく使えている」という報告もあるため、端末個体差やインストールされているアプリ・設定の違いがトラブルの発生に関係している可能性も否定できません。

不具合が出たときに試したいチェックポイント

もし、Android 16アップデート後にモバイル通信がおかしいと感じたら、まずはいくつか基本的な確認を行ってみてください。

最初にチェックしたいのは、機内モードやモバイルデータのオン・オフです。

機内モードがオンになっていないか、モバイルデータが有効になっているかを改めて確認してみましょう。

 

次に、SIMカードの抜き差しも有効な場合があります。一度電源を切り、SIMトレイを取り出してからしっかり差し直し、再度電源を入れてみてください。

このタイミングで、SIMカード自体に損傷や汚れがないかもあわせて確認しておくと安心です。

 

APN設定が触れる状態であれば、契約している回線の公式サイトを参考に内容を再入力してみるのも一つの手です。

どうしてもAPN画面を開けない、または設定を保存できない場合は、「ネットワーク設定のリセット」を実行すると改善するケースもあります。ただし、Wi-Fiパスワードなども消えるため、事前に把握しておきましょう。

 

それでもモバイルデータが復旧しない場合は、Wi-Fi環境をメインに使いつつ、キャリアショップやSonyのサポート窓口に相談することをおすすめします。

使用している回線によっては、プロファイルの再発行やSIMカードの交換で改善する可能性もあります。

アップデート前にできる自己防衛と注意点

まだAndroid 16アップデートを適用していない場合は、周囲の評判や最新情報を確認してから判断するのも一つの選択肢です。

特に仕事や連絡でスマホの通信に大きく依存している場合、トラブルが落ち着くまではアップデートを少し見送るという考え方もあります。

アップデートを行う際は、事前に連絡先や写真などのバックアップを取っておくことが重要です。

 

万が一不具合が発生し、初期化が必要になった場合でも、大切なデータを守ることができます。

また、金融系アプリや二段階認証アプリなど、通信が止まると支障が出るサービスについても、代替手段や別端末を用意しておくと安心です。

 

アップデート後はしばらくのあいだ、通信状態をこまめに確認するようにしましょう。

圏内にもかかわらずデータ通信が途切れやすくなったり、特定場所でのみ不安定になるといった変化があれば、早めに記録しておくとサポートに相談するときの手がかりになります。

まとめ

Xperia 1 VI向けのAndroid 16アップデートは、最新機能やセキュリティ強化の面でメリットがある一方、モバイルデータ通信が使えなくなる不具合の報告も出ており、注意が必要な状況です。

特にAPN設定が利用できなくなるケースでは、ユーザー側の簡単な操作だけでは復旧が難しくなる可能性があります。

 

すでにアップデートを適用している場合は、通信状態をよく確認し、違和感があれば早めに対処を検討してください。

これから更新しようと考えている方は、最新情報をチェックしたうえで、自分の利用スタイルに合ったタイミングを選ぶことが大切です。

 

スマホの「通信」は、いまやライフラインに近い役割を持っています。アップデートは便利さと安全性を高める一方で、今回のようなトラブルが起こることもあるため、慎重に付き合っていきたいところです。

 

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