iPhone SE

iPhone SEの正規修理が終了!修理はどうすればいい?

初代iPhone SEがついに「オブソリート製品」に

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長年愛されてきた初代iPhone SEが、ついにAppleの「オブソリート製品」に指定されたようです。

オブソリート製品とは、Appleや正規サービスプロバイダでの修理対応が一切受けられなくなるカテゴリのこと。
「まだ動いてるし、電池だけ替えたい」「画面だけ直せばまだ使えるのに…」と思っても、Appleでは受け付けてもらえなくなってしまいます。

この記事では、

  • オブソリート製品とは何なのか?
  • なぜ初代iPhone SEが対象になったのか
  • これから修理したい・データを残したい人はどうすればいいのか

を、スマホ修理店目線でわかりやすく解説していきます。

そもそも「オブソリート製品」ってなに?

 

Appleでは「販売終了から7年」で完全サポート終了

Appleでは、販売が終わってから一定期間経過した端末を段階的に区分しています。

  • ビンテージ製品:販売終了から5年以上7年未満
  • オブソリート製品:販売終了から7年以上経過した製品

このうちオブソリート製品に指定されると、

  • Apple Store店頭での修理不可
  • 正規サービスプロバイダでも部品供給が終わるため受付不可
  • 公式のバッテリー交換・画面交換も対象外

といった形で、メーカー公式ルートでのハードウェア修理が完全にストップします。

初代iPhone SEはいつの機種?

初代iPhone SEは、

  • 発売:2016年3月ごろ
  • 販売終了:2018年9月ごろ
  • コンパクトな4インチサイズ+指紋認証ホームボタン
  • 中身は当時のハイエンドモデルと同等の高性能チップ搭載

という、「小さい・軽い・高性能」で今でも根強いファンが多いモデルです。

しかし販売終了から7年以上が経過したため、今回ついにオブソリート製品の仲間入りとなりました。

オブソリート入りしたiPhone SE1はもう直せない?

 

AppleではNGでも、街の修理店ならまだ対応可能

「オブソリート=二度と直せない」と思われがちですが、それはあくまで『Apple公式では』という話です。

当店のようなサードパーティの修理店では、

  • 画面割れ修理
  • バッテリー交換
  • 充電口(Lightningコネクタ)修理
  • スピーカー・カメラなど各種パーツ交換

といったメンテナンスに、まだ対応できるケースが多くあります

もちろん、部品の流通状況や本体の劣化状態によっては修理不可の場合もありますが、
「Appleではもう無理と言われたけど、どうしてもデータを取り出したい」「お気に入りだから、もう少しだけ延命したい」という方は、一度ご相談いただく価値は十分にあります。

こんな症状なら、まだ諦めるのは早いかも

  • 画面がバキバキに割れているけど、タッチは効く/かろうじて見えている
  • 充電の減りが早い・突然電源が落ちる
  • 充電ケーブルを差しても反応が不安定
  • スピーカーの音が小さい・ブツブツ途切れる

こういったトラブルは、パーツ交換だけで改善するケースがほとんどです。
特にiPhone SE1のような古い端末は、バッテリー劣化や充電口の摩耗が原因になっていることも多いので、早めのメンテナンスがおすすめです。

「まだ使う」人も「そろそろ買い替え」派も、まずはデータ保護を

 

オブソリート端末は、突然電源が入らなくなるリスクも

発売からかなり時間が経っているiPhone SE1は、

  • 基板(本体の心臓部)自体の経年劣化
  • バッテリーサイクル回数の蓄積
  • 落下や水濡れなど、これまでのダメージの蓄積

などにより、ある日突然「まったく電源が入らない」状態になるリスクが高まっています。

そうなる前に、

  • iCloudやPCへのバックアップ
  • 写真・動画・連絡先などのデータ退避

は、なるべく早めに行っておくのがおすすめです。

買い替え前に「一時的に復旧だけ」もアリ

「もう機種変更を考えているけど、今すぐは難しい」「でも、今のSEが完全に壊れるのは困る…」という場合、

  • バッテリーだけ交換して、あと半年〜1年だけ延命
  • 割れた画面だけ直して、買い替えまでのつなぎに

といった“延命修理”のご相談も増えています。

当店では、費用を抑えつつ最低限どこを直すべきかなどのご相談も可能ですので、お気軽にご相談ください。

iPhone SE1ユーザーが今やっておきたいこと

 

① まずはバックアップをとる

オブソリート端末で一番怖いのは、突然の完全故障でデータが取り出せなくなることです。

  • iCloudバックアップをオンにする
  • パソコン(iTunes/Finder)にフルバックアップをとる
  • 写真だけでもGoogleフォトなどに退避する

など、できる範囲で構いませんので、大切なデータのバックアップだけは最優先で行ってください。

② 気になる不具合があれば早めに相談

すでに

  • バッテリーの減りが早い
  • 画面の表示が一部おかしい
  • 充電ケーブルの角度によってしか充電できない

といった症状がある場合、放置すればするほど悪化する可能性が高いです。

特にバッテリー膨張や充電口の不良は、基板側の故障につながることもある要注意ポイントなので、違和感を感じた段階でご相談いただくのが安心です。

③ 買い替えか延命修理か、一緒に相談して決めましょう

初代iPhone SEはすでに古い機種なので、

  • 最新OSに対応しなくなる
  • 一部アプリが動作対象外になる
  • バッテリー・基板ともに寿命が近づいている

といった理由から、長期的には買い替えをおすすめするケースが多くなります。

とはいえ、「どうしてもこのサイズ感が好き」「サブ機としてなら十分」といった声も多いので、

  • 今の状態で直すメリット・デメリット
  • 買い替える場合の候補機種のご相談
  • データ移行のご案内

など、お客様の使い方に合わせたご提案も可能です。

初代iPhone SEのご相談は、スマートクールアリオ八尾店へ

 

初代iPhone SEがオブソリート製品になったことで、正規店での修理窓口は完全に閉じてしまいました

それでも、

  • 「思い出が詰まっているから、できるだけ長く使いたい」
  • 「どうしても中の写真・連絡先だけは取り出したい」
  • 「サブ機としてWi-Fi専用で使えれば十分」

という方は、まだサードパーティ修理店という選択肢があります。

当店では、iPhone SEシリーズをはじめ、古いiPhoneの修理相談も受付中です。
「修理した方がいいのか」「買い替えた方がいいのか」などのご相談だけでも大歓迎ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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