Google Pixelで「画面タッチが無反応になる」報告が増加中
Google Pixelシリーズで、12月のアップデート以降に「画面は点灯しているのにタッチ操作だけが反応しない」という症状が複数のユーザーから報告されています。電源オフではなく、画面も正常に見えているにも関わらず操作ができなくなるため、突然のフリーズと誤認されるケースもあります。
不具合が出る状況とは?
多くのユーザー報告では「端末をしばらく放置 → ロック解除 → タッチが効かない」という流れが共通しています。画面自体は点灯し、通知や指紋アイコンは表示されていますが、タップ操作のみ反応しない状態になります。
特に、常時表示ディスプレイ(Always-On Display)を使用している端末で症状が出やすい傾向があると言われています。ただし、AODを使っていない端末でも発生した例があり、条件は完全には特定されていません。
海外コミュニティでも同様の報告
Redditなど海外のPixelユーザーコミュニティでも同様の声が複数投稿されており、「アップデート後から急に発生した」「再現率は低いが、突然操作不能になる」といった意見が集まっています。
ただし、この症状について、Googleが「不具合として公表した」事実は確認されていません。現時点ではユーザー報告が中心で、公式発表は日本・海外いずれでも行われていません。
ユーザーが実際に効果があったと報告している対処
現状、確実に改善される方法は明言されていません。ただし、一部ユーザーからは次の方法で一時的に操作が戻ったという声があります。
AOD(常時表示ディスプレイ)をオフにすることで症状が出なくなった例が複数あります。完全な解決ではないものの、発生頻度が下がったというケースが目立ちます。
また、電源ボタン長押しでの再起動は、ほぼすべてのケースでタッチ操作を復旧させています。根本解決ではありませんが、緊急時には有効です。
今後のアップデートで改善する可能性
この現象はハードウェア故障ではなく、ソフトウェア側の処理が原因となっている可能性が高いと考えられています。Googleが公式に認めていないものの、海外でも同様の声が複数上がっているため、今後のアップデートで改善される可能性が十分にあります。
Pixelを使用していて同様の症状が起きた場合は、AOD設定の見直しや再起動を試しつつ、次回のシステムアップデートまで注意して様子を見ることをおすすめします。




