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アリオ八尾店

スマホの画面が真っ暗！通知はくるけど映らない時の原因と対処法

スマホの画面が真っ暗なのに、通知音やバイブレーションだけは反応する──。 こうした「画面は映らないけれど動いている状態」は、私たち修理店でもよく相談を受けるトラブルのひとつです。

画面が点かない＝完全に故障しているとは限らず、原因によっては一時的なものや、早めに対処することで症状の悪化を防げるケースもあります。

この記事では、スマホの画面が真っ暗になったときの原因や確認すべきポイント、修理が必要な症状、そして予防策までわかりやすく解説します。

■ スマホの画面が真っ暗…どんな状態？

通知音やバイブ、着信はあるのに画面だけが映らない、という状態は、スマホが内部的には起動していて操作も受け付けている可能性がある状況です。つまり、画面表示を担う部分（液晶や有機EL、バックライトなど）に異常があるということ。

多くの方が「壊れた！」「もうダメだ」と思いがちですが、実は一時的な不具合や修理で改善するケースも少なくありません。

よくある原因と対処法

1. 液晶・有機ELの破損

落下や衝撃によって、表面のガラスは無傷でも内部の液晶や有機ELだけが損傷しているケースがあります。この場合、見た目に異常がなくても、表示だけが不能になり、真っ暗なままになります。

特にiPhoneや一部Androidでは「インセル型ディスプレイ（液晶とタッチセンサー一体型）」が使われているため、タッチは効くのに表示がされないことも。

→ この場合は画面（パネル）交換修理で改善可能です。

2. バックライト・表示回路の故障

液晶画面のタイプでは「バックライト（画面を照らす光）」が故障すると、画面が点灯しなくなります。強い光に当ててみるとうっすら映っている場合、このパターンの可能性が高いです。

また、基板側の映像信号を送る回路に不具合があると、画面は生きていても信号が送られず映らなくなることもあります。

→ 点検・基板修理またはパネル交換が必要になる場合があります。

3. 水没・湿気による内部ショート

水に濡れた直後でなくても、ジワジワと水気が内部に入り、表示系統にだけ影響を与えることも。お風呂での使用や雨、汗などの影響でじわじわと壊れていくケースもあり注意が必要です。

→ 水没復旧＋必要なら画面交換が必要になることもあります。

4. バッテリーの過放電・電源系統の不具合

電源は入っているようでも、バッテリーの電圧不足や、電源回路の一部異常で画面だけ点かないことがあります。この場合、充電ケーブルを差しても変化がない場合が多いです。

→ 専門機器によるバッテリー診断と点検が必要です。

5. 一時的なOSフリーズ・ソフトウェア不具合

まれに、システムが部分的にフリーズしていて画面だけが点かないケースもあります。この場合は、ハードウェア的な故障ではなく、ソフト的な問題です。

→ 強制再起動を試してみましょう。

• iPhone：音量↑→音量↓→電源長押し

• Android：機種により異なりますが、電源＋音量ボタン長押しが一般的